連結会計ソリューション・
DivaSystem

『ZeeM 会計』と、ディーバ社が提供する連結会計システム
『DivaSystem』を統合した最適な連結会計ソリューションを提供します。

クレオとディーバは、それぞれ、個別会計システム、連結会計システムの分野において、国産ベンダーとして初めにIFRS対応の明確な製品ロードマップを発表したIFRS対応会計システムのパイオニアです。両社が保有するIFRSに関する知識とノウハウを融合させ、親会社の連結システムでIFRS対応を行う『親会社集中対応方式』と、個社会計システムでIFRS対応を行う『グループ会社分散対応方式』それぞれの特徴を踏まえ、個社・親会社の状況に応じた最適な方法をご提案致します。

親会社集中分散方式

親会社集中対応方式の特徴

組織対応親会社に専門知識が必要
親会社にIFRSスキルの習得が必要
規程経理規程の改変が必要
プロセス不統一の会計情報を親会社で組み替える
システム会計システムでのIFRS対応が比較的少ない

グループ会社分散対応方式

グループ会社分散対応方式の特徴

組織対応各社のリソースで対応可能
個社ごとにIFRSスキルの習得が必要
規程経理規程の改変が必要
プロセス統一された会計情報なので組み替え不要
システム会計システムでのIFRS対応が必要

会計システムに求められるIFRS対応範囲

IFRS対応項目 親会社集中対応方式 グループ会社分散対応方式
会計システム 連結会計システム 会計システム 連結会計システム
資産除去債務 除去費用の割引現在価値計算、資産(取得価額)と債務(除去債務)にかかる減価償却の合算、利息法による除去債務にかかる利息額計算に対応。 開示用に利用するデータ連携のみ必要 除去費用の割引現在価値計算、資産(取得価額)と債務(除去債務)にかかる減価償却の合算、利息法による除去債務にかかる利息額計算に対応。 開示用に利用するデータ連携のみ必要
マネジメント
アプローチへの
対応
セグメント情報を活用したBI機能の強化。 セグメント別の各種財務帳票の出力をする機能。管理・分析機能が必要 セグメント情報を活用したBI機能の強化。 セグメント別の各種財務帳票の出力をする機能。管理・分析機能が必要。
過年度遡及対応 確定した仕訳・残高データに対し、修正年度ごとの繰越額差分情報を保管し、過年度の遡及変更に対応。 確定した残高に、遡及処理により発生する残高を登録できるように対応 確定した仕訳・残高データに対して、修正年度ごとの繰越額差分情報を保管し、過年度の遡及変更に対応。 確定した残高に、遡及処理により発生する残高を登録できるように対応
複数帳簿対応 3方式に対応 3方式に対応 3方式に対応 3方式に対応
財務諸表対応 財政状態計算書、包括利益計算書、株主持分変動計算書、キャッシュフロー計算書の対応を実施。 連結用に財政状態計算書、包括利益計算書、株主持分変動計算書、キャッシュフロー計算書の対応を実施。 財政状態計算書、包括利益計算書、株主持分変動計算書、キャッシュフロー計算書の対応を実施。 連結用に財政状態計算書、包括利益計算書、株主持分変動計算書、キャッシュフロー計算書の対応を実施。
期ずれへの対応 会計期間をまたがり、自由に期間を区切った財務諸表出力に対応。 親会社の会計期間にあったデータとして管理できる機能が必要 会計期間をまたがり、自由に期間を区切った財務諸表出力に対応。 親会社の会計期間にあったデータとして管理できる機能が必要
固定資産・
リース資産への
対応
複数台帳管理、減損の兆候判定、減損損失の戻し入れ、資産除去債務の割引率見直し、オペレーティングリースのオンバランスに対応。 計算した結果のみを受け渡せればよい程度 複数台帳管理、減損の兆候判定、減損損失の戻し入れ、資産除去債務の割引率見直し、オペレーティングリースのオンバランスに対応。 計算した結果のみを受け渡せればよい程度

ZeeM会計+DivaSystem 連携ソリューションの特徴

  1. 集中方式/分散方式いずれの方針に対応可能
  2. 会計単体システムと連携会計システム間のI/Fが取りやすい
  3. ZeeMのIFRS対応推進室と両製品の明確なロードマップで安心・確実なIFRS対応をご支援

IFRS対応ロードマップ

ZeeM会計

企業がIFRS対応を行う上で必要とされるエンタープライズ会計システムとして、迅速かつ時宜を得た対応を実施していく方針です。
コンバージェンス(収れん)対応、アドプション(全面採用)対応、IFRS強制適用に向けた機能強化の三段階でIFRS対応を実施します。

DivaSystem

ディーバ社では、IFRS適用に備えて連結会計の領域での製品・サービスを制度に対応させ改善していくことを、これまでどおり進めています。加えて、 IFRSの導入はIFRSが”International Financial Reporting Standards”という名のとおり「開示される会計情報」という視点も充分に考慮する必要があり、お客様における情報開示に留まらず他社の開示情報を経営管理サイクルに取り込むことも包含した、企業内外の会計情報サイクルを実現するトータルソリューションとしての提供を目指しています。

DivaSystemについて

DivaSystemは、連結決算の効率化・高度化・早期化を実現する、大規模企業グループ向けの連結会計ソリューションシステムです。 DivaSystemは経営の視点から生まれた連結決算のシステムで、”連結経営”システムへと発展を続けています。高速処理により連結財務諸表を短時間で作成することはもちろん、BI製品との連携によりオンラインでの詳細な経営情報分析を可能とします。ERPとの連携で経営情報として有効な予算データや 人員等の非会計情報も効率的に収集・管理することができます。

http://www.diva.co.jp/product/index.html

株式会社ディーバについて

株式会社ディーバは1997年に設立されたソフトウェアメーカーです。「”意志”決定に役立つ会計システム」というコンセプトに基づき、連結経営やIR活動に対応する連結会計システム「DivaSystem」を開発・販売しています。経営効率を高める連結会計システムには、より信頼性のある製品、および高品質なサービスが求められており、格段に高度化・複雑化したお客様の要件を実現できる経営情報の基幹システムとしてDivaSystemが選択されています。

http://www.diva.co.jp/