株式会社サイゼリヤ、基幹系システムの運用基盤として
クラウドシステム運用サービス「ZeeM on Cloud」を導入
~システム運用コストはそのままに、業務効率化からBCP対策までを実現~

株式会社クレオマーケティング
株式会社クレオネットワークス
2013年7月2日

株式会社クレオマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 森太郎、以下クレオマーケティング)と株式会社クレオネットワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島利光 、以下クレオネットワークス)は、本格的なイタリア料理をリーズナブルな価格で提供するイタリアンレストランチェーンを展開している株式会社サイゼリヤ(本社:埼玉県吉川市、代表取締役社長 堀埜 一成、以下サイゼリヤ)が、基幹系システムの運用基盤として、クレオマーケティングが提供するクラウドシステム運用サービス「ZeeM on Cloud」(ジームオンクラウド)を導入したことを発表いたします。
「ZeeM on Cloud」は、クレオマーケティングのグループ企業であるクレオネットワークスが提供し、VMware vCLOUD Powered認定を取得している仮想プライベートクラウド「N-CLOUD バーチャル DC」(エヌクラウド バーチャルディーシー)をベースに、クレオマーケティングが提供する基幹系システムパッケージ「ZeeM 会計」「ZeeM 人事給与」などのシステム運用サービスを組み合わせたものです。
サイゼリヤは、本格的なイタリア料理をリーズナブルな価格で提供するイタリアンレストランチェーンを展開。そして素材の調達から料理の提供までを一貫して自社で行う製造直販・直営のスタイルにこだわり続けており、そのこだわりを実現する「徹底した効率性の追求」に同社の強みとしています。サイゼリヤは、「ZeeM on Cloud」の導入により、システム運用コストはそのままに、業務効率化からBCP対策までを実現しました。

システム運用の効率化と品質向上が必要だが、企業規模にあったクラウド基盤が課題

サイゼリヤでは、これまで、自社が契約するデータセンターにて、複数の基幹系システムを運用してきました。しかし、システムごとに運用ベンダーが異なっており、一部のシステムについては、自社の情報システム部門が運用を行っていたため、「自社運用システムは、トラブルのたびに、管理本部から遠くはなれたデータセンターまで行く必要があり、運用に手間と時間が必要だった」「リッチクライアントのパッチ適用やソフトウェア配布の手間が大きかった」「事業継続性を確保するなど、サービスレベルの向上が求められていた」といった理由から、システム運用コストはそのままに、効率化と品質向上について必要性が高まっていました。そこで同社では、ハードウェアの保守切れを契機に、システム運用体制の改革を検討しました。システムの構築と運用の柔軟性を向上させるクラウド環境についても検討しましたが、「プライベートクラウドの構築は、自社の規模ではコストがかかり過ぎる」「パブリッククラウドでは、自社の状況に合わせられない」というように、企業規模にあったクラウド基盤が課題になっていました。

クレオグループの仮想型プライベートクラウドによるシステム運用サービスを導入

そこで導入されたのが、同社に15年以上にわたり会計システムと人事給与システムを提供してきたクレオマーケティングによるクラウドシステム運用サービス「ZeeM on Cloud」です。サイゼリヤによる、「ZeeM on Cloud」の主な導入効果は下記の通りです。

「ZeeM on Cloud」の主な導入効果:情報システム部門が本来業務であるシステム企画に集中できる環境を整備

  • システム運用コストを維持したまま、システム運用レベルを向上
    • システム運用の工数を大幅に削減
    • アプリケーションのアップデートに伴う、クライアント配布の工数削減
  • 専用回線の引きこみによるデータセンター間の直接接続でネットワークコストを低減
  • 沖縄データセンターへのリモートバックアップによる、事業継続性の向上

今後、サイゼリヤでは、データリストア方式の確立やシステムの二重化などにより、さらなる事業継続性の向上をはかるなど、ビジネスとシステムの効率と信頼性の向上に一層取り組んでいくとしています。

【参考】

「ZeeM on Cloud」で稼働させている主なシステムとサービス

  • ZeeM 会計(システム運用アウトソーシング)
  • 連結会計システム(システム運用アウトソーシング)
  • ZeeM 人事給与(システム運用アウトソーシング)
  • 仮想デスクトップツールによるZeeM クライアントの一元管理
  • クレオグループ沖縄データセンターへのリモートバックアップサービス
  • 専用ネットワーク引き込みによる、既存データセンターとクレオデータセンター連携
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株式会社サイゼリヤ   http://www.saizeriya.co.jp/
株式会社サイゼリヤ
代表取締役社長 堀埜 一成
本社 埼玉県吉川市旭2番地5
設立 1973年5月1日
資本金 86億1250万円
ZeeM について   https://www.zeem.jp/

ZeeM(ジーム)は、経営者、管理職から社員まで、企業の新たな価値創造による競争力向上を支援するトータルICTソリューションです。情報系、基幹系ソリューションから運用系ソリューションまで、定常業務に加えて、不定期業務の効率化・省力化・高質化まで、幅広く支援いたします。クレオの人事給与システムと会計システムは、「継続利用意向 第一位」のご評価をいただいています(実査委託先:マクロミル)。

N-CLOUD バーチャル DC について   https://smart-stage.jp/product/ncloud/

「SmartStage N-CLOUDバーチャルDC」(スマートステージ エヌクラウド バーチャルディーシー)は、中堅企業に最適な仮想型プライベートクラウド基盤です。モバイル・スマートフォン対応システムから基幹系システムまで、高度で柔軟なシステム構成と高信頼性を両立させたIaaS型基盤サービスを提供します。「SmartStage N-CLOUDバーチャルDC」は、世界的な仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションのベンダーであるVMware社のサービスプロバイダー認定・支援プログラム「VMware Service Provider Program」の上位認定レベルである「VMware vCLOUD Powered」を取得しています。

株式会社クレオマーケティングについて   https://www.zeem.jp/company/

企業から個人のお客様まで、ITソリューションで幅広い課題の解決を支援してきた株式会社クレオは、2011年4月に純粋持株会社に移行しました。これに伴い新設された株式会社クレオマーケティングは、トータルICTソリューションを提供するZeeM 事業、関西向けのシステム開発事業、企業業務のアウトソーシング事業を引き継ぎました。今後も、企業が直面する業務課題の解決に役立つ製品・サービスの提供を通じて、企業の効率化と高付加価値化を継続的に支援していきます。

株式会社クレオネットワークスについて   http://creo-networks.co.jp/

ICTサービス事業、メディア事業を提供する株式会社クレオネットワークスは、お客様のビジネスシーンに新たな価値を与える「ICTイノベーションカンパニー」として、常に本質を追求した良質なサービスを提供してまいります。

※ 「ZeeM」は、株式会社クレオの登録商標です。
※ 「SmartStage」および「BizOne」「BizPlatform」は、株式会社クレオネットワークスの商標、又は登録商標です。
※ その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。

関連リンク

プレスリリースPDF版

ZeeM on Cloudの詳細ページ

株式会社クレオマーケティングのホームページ

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